2013年4月6日土曜日

我が家の猫物語(2)猫のレストラン 

ふーちゃんと連れ立って通ってくるようになったのが、チャカである。

  この子もなかなかの美人猫だったが、やはり触らせてはくれなかった。

その頃、カリカリと牛乳(猫用なんかではない、普通のである)を入れたお皿を
勝手口の外に出しておいて、勝手口は少し隙間を開けておき、
どんな子が来るのか見えるようにしていた。
(のちにキッチンの中まで入るようになったのだが)

すると、程なくして毎日のようにいろいろな猫がやってくるようになった。

マルちゃんとマロンの親子。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この二匹は、最初別々に来て、マロンは最初「マルちゃん二号」と呼んでいたのだが、
あるとき、勝手口でマルちゃんのおっぱいを飲んでいるところを発見!
親子と言うことがわかり、マロンに改名したのだった。

クロちゃん。


ギタリストの廣木さんに似ているので、「ヒロキさん」とも呼ばれていた。

黒猫は他にも二匹来たし、写真は残していないが、
チャカの父親らしき「チャカ父さん」や
マルちゃんに似ているけど短毛の「もっちゃん」もいた。
いつまでも子猫のように小さいちびちゃんも。

勝手口に目をやるたびに違う子がご飯を食べていて、お互いに
「あんた、誰?」
と視線を交わす毎日。我が家はさながら猫のレストランと化していったのだ。
一時は毎日ご飯を食べに来る子が11匹居た時期もあり、
毎日1リットルの牛乳が1本なくなっていった。

こんなに猫たちが集まってくるのは、やはり集会で情報交換しているのだろうか、
それとも、自分でにおいを嗅ぎつけてくるのだろうか、と思っていたとき、
私は見た!

我が家の裏の家の塀の角のところに、
ふーちゃんが、まるで「○○家→」の札を持って立つ案内人のように
周囲に目配りしながら座っているのを!!

そして、
その足元を猫たちが角を曲がって我が家の勝手口目指してくるのを!!

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